フリーダムアーキテクツデザイン株式会社の北脇が、ねこと暮らすお宅をご紹介。
ねこと人との理想のライフスタイルをお伝えいたします。
第3回
愛猫も喜ぶ「らせん階段」のある家にリフォーム
年間200棟を越えるデザイン住宅の設計を手掛けるフリーダムアーキテクツデザイン株式会社。
今回は、愛猫と暮らす当社代表のマンションをご紹介します。

- フリーダムアーキテクツデザイン株式会社の代表・鐘撞が、メゾネットタイプの自宅マンションを愛猫たちのためにリフォームしました。愛猫はロシアンブルーのピッピちゃん(メス・8歳)とシンガプーラのリリィちゃん(メス・1歳)。部屋は高層階なので、愛猫たちは日々、地上を歩く人や動く車を楽しく眺めているそうです。

- リフォームの一番のポイントは、通常の階段をらせん階段に替えたところ。理由は、「愛猫たちはらせん階段が大好きだから」と代表の鐘撞。階段には、パンチングメタルを施した板材を使い、おしゃれな雰囲気に。穴の開いたシースルーなので、上階から光が差し込み、部屋がとっても明るくなります。「愛猫が階段を上がるとき、リビングからお腹が見えるんです。かわいい眺めですよ」(鐘撞)

- 階段を上り切った上階の窓際には大きな梁を設け、愛猫が階段と梁を自由に行き来できるよう工夫を凝らしています。窓際から日差しが降り注ぐ梁の上は、ピッピちゃんとリリィちゃんの格好の日向ぼっこスペース。床材は足触りがよく、階下に音が響かないよう、吸音性に優れたフローリングに張り替えました。

- 「リフォームを成功させるポイントは、先にお気に入りのソファを置く位置を決めるなど、家具の配置を決定してから間取りを考えること」と鐘撞は言います。そうすれば、自分のくつろげる居場所ができ、空間を効率よくリフォームできるからです。先ほどの日向ぼっこのスペースも同じで、猫も人もくつろげるスペースをつくるのは大切ですよね。お互いに心地よい居場所をつくることが、ハッピーな空間づくりのポイントなのです。またマンションを購入する際の秘訣は、天井が高く、窓の大きな物件を選ぶこと。あとからリフォームで手を加えることができない場所なので、購入時の見極めが大事です。参考にしてみてください。
- 住んでいるのは…
- フリーダムアーキテクツデザイン株式会社 代表 鐘撞正也
- 愛猫は…
- ピッピちゃん(メス・8才)
リリィちゃん(メス・1才)